初めに
こんにちは、レクと申します。
昔からTwitterで度々お世話になっております
「1日1本オススメ映画」
というタグで紹介させていただいた映画を今年の頭から半年分ではありますが纏めました。
数が多ければ四半期や月毎となる場合も御座います。
いつものように記事らしい記事では御座いませんが、観る映画の参考程度になれば幸いです。
1日1本オススメ映画
・ボルベール<帰郷>
「ボルベール〈帰郷〉」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年1月19日
スペインらしく原色を基調とした刺激的で色彩豊かな映像の中で魅せる複雑且つ独特な人間模様が秀逸。
猥らさと厭味を含んだサスペンスフルなストーリーの中で心暖まる母娘の愛情や絆、女性讃美を描き出す。
忘れたい過去との対峙、人生における帰郷とは。
#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/r2tR5AgZPN
・フェノミナン
「フェノミナン」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年1月26日
キャッチコピー『人生には、説明できない不思議がある。』
SFファンタジーから人間ドラマへと変化していく物語にも心暖まる不思議な魅力がある。
人生において必要なものは特別な能力よりも、自分にとって大切な人と大切な時間を過ごすことではないだろうか。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/AYlbJTr0ac
・最高の人生の見つけ方
「最高の人生の見つけ方」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年1月27日
余命6ヶ月を宣告された対照的な二人が死ぬ前にやっておきたい"棺桶リスト"を元に人生最後の旅を始める。
歳を取っても夢を持ち続けることの素晴らしさ、人生の楽しみ方や価値、意義を見出す。
互いに支え合う男と男の友情物語は心を掴んで離さない。
#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/0J4UA5MoQX
・トゥルーマン・ショー
「トゥルーマン・ショー」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年1月28日
偽りの世界で他者に決められた人生を何不自由なく暮らす。
果たしてこれを幸福と呼べるのか?
虚構も気付かなければ現実であるという見えない恐怖を訴えつつ、仮想現実からの脱却、広大な世界へと羽ばたくイニシエーション・ストーリーは胸を熱くする。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/OXMMFjVCd2
・サヨナラの代わりに
「サヨナラの代わりに」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年2月3日
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、余命僅かな彼女と、介護人として雇われた女子大生。
性格も違えば境遇も違う交わるはずのない二人の人生が交差し、深い絆で結ばれていく。
難病ものではあるが、単なるお涙頂戴ではなくのしかかる重いテーマを秘める。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/J8I96V81md
・ワンチャンス
「ワン チャンス」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年2月18日
苦悩と苦難、夢を叶えることの難しさを説きつつ、周りに支えられながら勇気を振り絞り立った最後の舞台は有名になった某オーディション番組。
実話を基にした単なる感動映画ではなく、ポールという人間をコメディタッチに見せる心温まるサクセスストーリー。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/F22pMhPiRV
・言の葉の庭
「言の葉の庭」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年3月10日
靴職人を目指す高校生と缶ビールを飲む年上の女性、約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ね、心を通わせていく。
梅雨のように不安定に揺れ動く互いの心情を雨の情景が美しく描き出す、心に染み入る物語。
デジタル時代の映像文学で世界を魅了する、新海誠監督作。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/7OIUNOwomR
・スペース カウボーイ
「スペース カウボーイ」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年3月13日
旧ソ連衛星の故障を機に40年越しの夢だった宇宙へと向かう老人達たち。
古き良き娯楽映画のような作りは、時代に取り残されても奮闘する彼らの姿と重なる。
そのひたむきに真っ直ぐな力が圧密化され、良質なエンターテインメントに仕上げられている。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/7GoJnMiMce
・ルーム
「ルーム」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年3月16日
少年にとって小さな部屋"ルーム"こそが世界の全て。
外の世界に放たれた時、子どもには柔軟性という強みがある。
閉塞的空間からの脱却は新たな成長と可能性を見出すこと。
脱出サスペンスと人間ドラマの二部構成とあえて穏やかに丁寧に描かれる心理描写が素晴らしい。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/ea54WE1MXt
・エイミー
「エイミー」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年3月17日
ある事故のトラウマが原因で耳も聞こえず言葉も話せない、歌だけしか意思の疎通ができない少女を中心に、歌や音楽が少しずつ街に彩りを添えていく。
音楽が人の心を繋ぎ、言葉ではなく歌で語るこの作品は、落ち着いた色味が心を包み込むような優しい愛に溢れている。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/BY60ZUMCLC
・サスペリア
「サスペリア」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年3月25日
ダリオ・アルジェント監督による魔女三部作の一作目。
『決してひとりでは見ないでください』というインパクトの強いキャッチコピーと不気味な音楽、残酷且つ美しい赤や青などの原色で魅せる芸術的色彩が観る者を恐怖に誘う。
いつまでも色褪せることのない傑作。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/uJv0gE7d0m
・インフェルノ
「インフェルノ」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年3月27日
『サスペリア』に継ぐ、ダリオ・アルジェント監督による魔女三部作の二作目。
前作同様に赤や青の原色を基調とした色彩表現と今作で最も評価すべき音楽は観る者を惹き込む魔性の魅力があり、魔女"暗闇の母"の館で起こる不可解な不条理劇は悪趣味(褒めてる)。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/TUpXHl6gRC
・ウィッチ
#100分前後で面白い映画
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年5月10日
「ウィッチ」(92分)
セイラム魔女裁判、魔女狩りにおける本質をテーマに描かれた御伽噺。
厭わしく陰湿な雰囲気が漂う森で月明かりが照らし出すのは人の心の闇。
閉鎖的、閉塞的な空間での精神的描写、特に猜疑心といった負の感情の増幅が堪らない。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/yKB9lt4cTE
・ジョゼと虎と魚たち
「ジョゼと虎と魚たち」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年5月17日
身障者との恋の中に人間らしさ、若さからくる行動力や葛藤、悲愴感、男女の心情の変容などが上手く練り込まれている。
諦めや縋ることなく、言葉だけでは見えないひとつひとつの感情が柔らかく胸に沁み入る。
淡白であるが故に愛おしくも切なく儚い物語。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/iRrCQQWfMA
・三度目の殺人
「三度目の殺人」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年5月20日
現行の司法制度に警鐘を鳴らすと同時に罪の重さや不条理さ、矛盾点や疑問点を浮き彫りにし、作中の演出と演技は嘘と真実、欺瞞と啓発の対比を示唆させる。
真実と事実は必ずしも同じとは限らない。
視点によって様々な解釈が持てる実に考えさせられる映画だ。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/p8hWn3AwJh
・グラン・トリノ
「グラン・トリノ」
— レクター 君は太陽 (@m_o_v_i_e_) 2018年5月31日
人生の選択と生き様。
彼の魂の集大成、俳優と監督を経て辿り着いた最高到達点。
観客に贈られる彼の映画の全てが詰まっている。
どんな言葉でも形容し難い、込み上げてくる感動を越える"何か"を噛み締めてもらいたい。
是非ご自分の目で観て感じてください。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/kXhai7bY52
終わりに
今後もこのような形ではありますが、纏めて保管させていただこうと思っております。
よろしくお願い致します。